那須高原SAで二回目の休憩
羽生パーキングを出て、1時間余りで那須高原サービスエリアで2度目の休憩となった。
東北道では最もメジャーなサービスエリアだろう
川口ジャンクションから160キロ、都心からだと
200キロ、だれでも休息をとりたくなる場所にある。
那須高原の牛乳、それを原料にしたチーズ、ヨーグルト
ソフトクリームと名産品もある。
ただ、誰でも、何度も立ち寄っている、「いまさら」感が強い。
手洗いを済ませ、バスに戻った。
吾妻小富士
福島県に入り、高速から見える山にも白いものが見えてくる。
郡山を過ぎ、福島市に近づくあたりで、吾妻小富士は
すっかり雪化粧している。
自分の車で蔵王へ行くときは、このあたり、
福島ジャンクションから、東北中央自動車道へ入る。
村田ジャンクションから山形道を経由するよりも40キロ弱
距離が短くなる。
ただ東北自動車道は山形市まではつながっておらず
南陽高畠からは一般道 国道13号経由となる。
今年度中に山形市まで開通する予定らしいが、新しい路線の高速バスが
出来て欲しい。
国見SA
国見サービスエリアで三回目、そして最後の休憩となった。国見サービスエリアは、羽生、那須高原とは雰囲気が変わる。
昔ながらの、 と言ったら失礼だろうか。
遠くへ来た、東北へ来た、旅情を感じるというところ。
入り口の横には、リンゴやキンカンなどの果物が並ぶ。
薄皮饅頭の試食が懐かしい。(生まれは福島なので)ままどおる もある
凍天(しみてん)
時間は、12時半過ぎ。小腹も空いた。30分ほど停車時間がある、ここで、昼めしとしたいところだが
15時20分に山形に着いたら、食べたいものがある。
軽めに、おにぎりにでもしようかとサービスエリアの中を見て歩く。
「凍天」の看板に目がとまった。
見た目は大ぶりのコロッケ、割った中身は緑色。
凍天の凍は、凍み餅(しみもち)のしみらしい。
凍み餅は、高野豆腐の餅バージョン、
餅を凍らせて、乾燥させ水分を抜く。
カチカチになり、長期間保存ができる。食べる時には、水で戻す。
普通の餅と同じように焼いて食べたりするが、元の餅に比べると
ほんのり甘みがでて、やさしい味になる。
その凍み餅をドーナツ生地で包み、揚げたのが凍天らしい。
緑色なのは、草餅から作った凍み餅をつかっているのだろう。
凍み餅にする草餅は、ヨモギではなく、ゴンボッパ入れるのが
正式?らしい。ゴンボッパとは、牛蒡の葉に似た山菜。
凍天の凍み餅がゴンボッパを使っているかはわからないが。
中途半端な昼食によさげなので、一個買って食べた。
柔らかな甘さ、温かさが美味しい。懐かしさも多分にあるかもしれない。
国見では雪が舞い始めている。
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