やはり、あまり楽しくはない。
結局、北エリアに移動して、ジョアンナへ行った。
ジョアンナは、シャリオリフトの両側にきれいな扇形を
しているが、左側は広めにスクール専用となっている。
残った右側は細長い三角形になり、傾斜が増すあたりの
真ん中にリフトの柱がある。その両側は各々幅10メートル程度
自然にターンがタイトになるが、どうもその具合が楽しい。
滑ってリフトに乗り頂上で降りる1回転で5分を2時間余り
繰り返してしまった。時刻は午後1時過ぎ。
そろそろ、昼飯にするか、それともこのまま滑って、
早めに上がろうか考えはじめた。
斜面をおり、膝を伸ばした瞬間、両足の前腿が攣った。
思わずしゃがみこむがうまく伸びない。
スキーを外し、雪の上で正座のような形で伸ばした。
どうも、タイトなターンを繰り返すうちに大分後傾で
回していたようだ。空気椅子状態を2時間近くしていたらしい。
仕方なく、北エリアのレストランオーレで休息がてら昼飯にした。
ゲレショクの定番 カツカレーは、値段はいつも通りの1200円
味はいつものゲレショクより良いようだ。
最近は、どこのゲレショクも良くなってきているから、
平均なのかもしれない。
スキーの昼飯はどうしてもSANGOROと比べてしまう。
丸いフランスパン(カンパーニュ?ブールなのかも)を
器にしたSANGOROのクラムチャウダーも同じ1200円
自分の好みに合うだけのことだとは思うが、それを超える評価の
ゲレショクには会っていない。
足の方は、おちついている。立っても座っても歩いても
特別な痛みは無い。
昼食をおえて、そろりとジョアンナを滑ってみた。
降りたところでまた腿が攣った。
さすがにこれはまずい、下手をするとレスキューの世話になってしまう。
慎重に筋肉を伸ばし下山することにした。
ゴンドラで下るべきかとも思ったが、
見栄が捨てきれず、シャリオリフトに乗り
下山コース ファルコンを降りる。
300m滑っては、しゃがんで腿を伸ばし、
また滑っては、しゃがむの繰り返し、
2度ほどは板を外してコースわきで正座する。
後から滑ってきたボーダーに、大丈夫ですかと声をかけられてしまった。
見栄はって、下りのゴンドラを避けた意味もなく、
やっとのことカワバンガにたどり着いた。
ロッカーで着替え、時間を見ると2時50分だった。
カワバンガの3階には、温泉がある。
3時までは割引で1000円で入れる。温泉に入る予定ではなかったが
足を温めたほうが良いだろうし、割引時間帯に間に合ってしまったので
入ることにした。
温泉には、水着で入るフィットネスプールが併設されている。
温泉の方は、風呂、サウナ、水風呂で露天は無く小振りの
スーパー銭湯と言ったところ。バスタオル、フェイスタオルも
レンタルも料金に含まれているのは楽。
温泉の受付の外には無料の休息ラウンジIRORIがある、
新幹線の時刻表示もある。
次の新幹線は5分後 3時54分
その後は 5時7分と表示されている。
ゆっくり2本目でいいかと思ったが、
たぶん2本目は日帰りのピーク、ゆったり帰るなら
1本目のほうがよさそうな気がした。
何しろ新幹線のホームまで1分あれば行ける。
そそくさとホームに降りると2階建て車両の MAXたにがわ
自由席の2階も十分に空きがあり、3人席を一人で座れた。
越後湯沢までは、雪景色、更に本降りの雪、
越後湯沢を出ると新幹線は谷川岳の下をトンネルで
くぐる、その距離約30㎞、
トンネルを抜けた先の上毛高原駅ではもう雪もまばらになる。
更にトンネルを約30キロメートル抜けた先ではもう雪のかけらも見えない。
楽に、早く行ける雪国の夢は、
夢から覚めるのもあっという間だ。
翌日は予想通り、階段を下るのもままならなくなった。
負け惜しみを言えば、三日目には回復した、
それに、いいトレーニングになったらしく
その後足の調子が良く、後傾にも気を付ける様になった。
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