2019年2月3日日曜日

蔵王 スキーひとり旅 十日町 七日町

宿泊するホテルα-1は十日町にある。
市内一番の繁華街は七日町、そのほかに五日町
六日町、三日町の地名がある探せば一日町から全て揃っているのかもしれない。
十日町の北東側が七日町で、十日町の南西に三日町がある。
順番に並んではいない。日付が地名となるのは昔その日付にそこで
市がひらかれていたからだという、確かに十日町には十日市跡という石碑がある。
しかし、十日町と七日町は隣り合っていて、各々の中心と思われる場所の
距離は500m程度、そのほかの町の距離のその程度なので、2,3キロ四方の
中で、ほぼ毎日、市が開かれていたのだろうか。
山形 ひとり旅

α-1は少し古かったが、掃除は行き届いていて、部屋まずまず
これで、金曜日、土曜日ともに一泊3600円なら申し分ない。
チェックインを済ませ、明るいうちに歩いて七日町へ行った。
七日町には、水の町家御殿堰(みずのまちやごてんぜき)
と言うのがあって、SNSの写真スポットになっている。
そうなることを目論んで整備したのだろう、暗くなる前に行っておきたかった。
水の町家御殿堰

御殿堰は繁華街の中心にあって、それほど大きくはないがいい風情だ。
建物の中には、お茶の店喫茶店などが入っている。ただ特に珍しいものは
見つけられなかった。
しかし、御殿堰からホテルへ戻る道で、シベール+カフェを見つけた。
山形 ひとり旅
シベールは、ラスクで一番早く有名になった山形の菓子店で、
東京、南青山にも進出していた。ラスクブーム発祥の店と言える。
しかし、そのラスクブームの為、関東では多くのラスク店がしのぎの
削るようになり、東京、関東から撤退を余儀なくされたらしい。
今では、山形と宮城にしか店舗は無い。
立ち寄って、自分の為に蔵王チーズのラスク、お土産に詰め合わせを買った。
帰った後に蔵王チーズのラスクを食べたが、美味しかった。
(後で知ったが、1月17日に民事再生法の申請⇒倒産していたらしい。)
(この日は1月25日、普通に営業していた)
ホテルαー1の3件手前に京町家風の風情がある建物があり、
そこに「ここは紅の蔵ではありません。紅の蔵は150m先です」と
看板がでていた。
どうも、紅の蔵と言う観光スポットがあり、そこと間違えて観光客が
入ってくるので、立てた看板らしい。
不勉強極まりないが、せっかくだから紅の蔵へ行って見ることにした。
αー1を通り過ぎ、1,2分で「山形まるごと紅の蔵」を見つけた。
山形 ひとり旅
施設は、かつて紅花商人であった長谷川家の蔵屋敷だそうだ。
それをリニューアルして、特産品の販売、観光案内をしているらしい。
そういえば、今、山形と言えばサクランボが有名だけれど、昔は紅花だった。
蔵王に通い始めた40年前、山形土産に本紅を探したことがある。
実際に買った記憶は無く、見つからなかったか、見つけた時には
渡す相手がいなかったのか覚えていない。
紅の蔵には、喫茶店と蕎麦屋も入っていたが、時間が遅いのか営業はして
いなかった。しかし、入り口には「ご自由に通り抜けください」と
看板が出ており、ほんのり明りが灯り、風情のある庭が見えたので入ってみた。
蕎麦屋
蕎麦屋の縁側には花が並べられている。
蔵の小道
蔵の横が小道になっている。
山形 ひとり旅
蔵の横を抜けた先は、社のある庭
案内所
庭に面した蔵は街中情報館になっている。
門 山形 ひとり旅
通り抜けた先、看板を見るところこちらが正面なのかもしれない。

霞城セントラルは立派だが、山形を訪れた客には、御殿堰や、紅の蔵の方が
旅情を誘う。






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