2019年2月28日木曜日

蔵王 3泊3日車旅 3

宇都宮を過ぎると、バイパスは国道4号線1本に統一される。
片側1車線の一般道らしい道で矢板を過ぎ、那須高原へ差し掛かる。
県境の峠道、登坂車線の表示が見えだせば関東地方から東北地方へ入る。
福島県の白河、須賀川を越え、郡山あたりで
道路は片側2車線になり、再びバイパスになる。
あさか野バイパス、福島南バイパスとつながっていく。
しかし地図では一本の国道4号線としか表記されない。
昔の宿場町、現在の各市街地を通る元々の国道4号線(奥州街道)は
バイパス完成時に、県道などに格下げされてしまい。
今ではバイパスが唯一の国道4号線になっている。

福島市付近から国道4号線を離れ国道13号線、

福島から栗子峠を経由して米沢方面に向かうこの区間には
「万世大路」と言う立派な名前が付けられている。
まるで中国の都市にあるような道路名だが、
道路標識にも書かれている正式な名前である。
かつて、この道路が建設され開通の折、
行幸された明治天皇が授けた由緒ある名前だとWikipediaに書いてあった。

いま、その万世大路に沿って東北中央自動車道が建設されている。
福島県の相馬市を起点として、常磐自動車道から分岐し、
福島市飯坂付近で東北自動車道と交差、米沢、南陽高畠、
上山、山形市を経て秋田県横手市に至り。秋田道につながる。

今年度南陽高畠から上山までの区間が完成して、
東北道から山形市までの区間が全線開通となる。
東京と蔵王の間が高速道路経由で、今までより約30キロ短くなり、
更に高速道路のインターが蔵王温泉の直下となるため、
高速道路を使用した時、蔵王までの所要時間は30分以上短縮される。

東北中央自動車道の福島山形間が全線開通となるまで、
すでに完成している福島米沢間が無料で開放されている。
この無料区間を利用しようと目論んでいた。
ところが、東北自動車道からは、福島ジャンクションで繋がっているが、
一般道からの入り方がよくわからない。
一般道優先にセットしたカーナビは、福島市のど真ん中を
突っ切って、国道13号線 を指している。
13号線に入ったところで、高速推奨ルートに
切り替えてみたが、カーナビは東北中央自動車道ではなく
東北自動車道に乗せようとする。
仕方なく、万世大路をたどることにした。

後で調べてみると、福島市の北西、果樹園が沢山あるあたりに
福島大笹生インターと言う新しいインターがあった。
福島市の市街で万世大路から外れてそこを目指せば東北中央道の
無料区間を使えたらしい。








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