6時に目が覚めた。
ホテルの窓から空を見上げたが、
日の出前で曇っているのか
晴れているのかはっきりしない。
夕べの酒で少しけだるい、
結局、身支度をしてホテルを出たのは7時過ぎ
始発のバスには乗らなかった。
スキー板を担ぎ、
スキーブーツを入れた布製のデイパックを背負い
デイパックにはヘルメットを、
胸には一眼レフをぶら下げている
なんとも勇ましい格好になってしまった。
軽量化した板とブーツのおかげで、昨年より
3キロ以上は軽いが、それでも10キロ弱ある。
夜半に雪が降り、凍った路面に新雪が3㎝のっている。
足元が怖いので、山形駅東口のバス停はあきらめ
山交センタービル前の停留所でバスを待つことにした。
停留所前のセブンイレブンで水を買って、
酒のせいで乾いた喉を、うるおした。
10分ほどで、蔵王温泉行のバスが来た。
蔵王温泉行は路線バスでも車体は長距離用が使われている。
バスの横腹のトランクを自分で開けて、スキーを放り込んだ。
幸いバスは空いていた、前から3列目の左窓側に座れ
隣が空席なので、スキーブーツが入ったディパックも置ける。
改めて、蔵王の方向の空をみると、快晴ではないが
青空が見える。
順調にバスは進み、樹氷橋を曲がり
蔵王温泉バスターミナルへ着いた。
料金は 1000円、高すぎる気はしないが
キリがいい数字なのが気にかかる。
距離は17キロ、通常の路線バスと同じ基準の料金なのだろうか。
樹氷観光向けに、路線バスと蔵王ロープウェイを組み合わせたセット券がある。
残念ながら、リフト券と路線バスの組み合わせは無い。
蔵王温泉ターミナルは、バスターミナルとしては大きな建物で、
ちょっとしたJRの駅並みの大きさだ。
窓口、券売機のほかに、お手洗い、コインロッカー、更衣室もある。
ただ、一番近いゲレンデまたは、ロープウェイ、リフト乗り場までは
350mあるので、ここでスキーブーツに履き替えて歩こうとすると
大変になってしまう。
時間は8時30分過ぎ、まだ青空が見えている。
山頂を目指すことにして、スキーブーツは背負ったまま
蔵王ロープウェイ山麓駅へ歩き出した。
写真では、歩きにくそうだが、車道の横の雪の山の外側は
歩道になっていて、除雪もされているので、歩きにくいことは無い。
0 件のコメント:
コメントを投稿