2019年2月12日火曜日

蔵王 スキーひとり旅 帰路

5時半に目が覚めた。
カーテンを開けて外を見た。
雪が降っている。空はまだ白み始めてもいない。
蔵王では,夜半から明け方にかけて雪がふり、
7時を過ぎるころから、晴天が広がりだす。

SANGOROのファーストトラックがSTARTする頃明るくなり、

大平コース、
サンライズ、

かもしか大橋を渡るころ日が差し始め、

中森を背中に朝日を受けて滑る。蔵王中央ロープウェイ温泉駅へ

始発の鳥兜山頂行のゴンドラに乗り
中央高原へ着いて、太陽の光に改めて驚く

大平コース、サンライズ、中森全て西向き
朝日を正面からは受けていない。
中央ゲレンデを、SANGOROめがけて駆け下る。
真っ白なゲレンデ、一本だけのシュプールを鋭い矢印の群れ
林の影が刺している。
それが、蔵王の最高のコンディション。

しかし、ここは山形市内、蔵王がどうなっているかは感じられない。
これから路線バスで蔵王温泉の登り、着替えて山頂を目指す。
14時にはスキーを片付け、17時過ぎには山形駅から新幹線に乗る
20時東京に戻り、家は21時過ぎだろう。
「昨日と同じなら、蔵王に登るのはやめようか」と思ってしまった。
どうせひとり旅、無理をしてもしょうがない。明日は早出当番で
6時過ぎには家を出なければならない。

仕事をさぼったような後ろめたさも変に心地いい。
ならば昼行の東京行きバスがあるのではと、スマホで検索した。
10:20分山形駅発、新宿バスタに16:20着WILLERがあった。
スマホでチケットもとれる。2900円也

のんびりとパッキングし、8時半にチェックアウト、
松屋で朝飯を食べた。
山形駅のエスパルで土産物を物色、一昨日行ったシベールも
あったのでラスクを追加買い、

駅の東西通路にJAの出店が出ていた。

リンゴが6個一袋で350円、ちょっと小ぶりだけれど
しっかり赤いサンフジで美味そうで買ってしまった。

西口に行くと、霞城セントラルのホールと外で
庄内浜の漁協がイベントをやっている、
一夜干しの焼きイカとか氷下魚(コマイ)のようなタラ
味噌仕立てのタラ汁が並ぶ、

10:30開始で人が結構集まっているが、地元の人ばかりで
観光イベントと言うより、地元の物産直売のようだ。

一夜干しと、鮭とばを削ったものを、フライング気味で
売ってもらってWILLERに乗り込んだ。
WILLERは、経由地は無く新宿へ直行、
山形道は雲が低く、蔵王に登らずに帰る自分への
言い訳のタネになった。

村田ジャンクションからは、快晴、

快晴がうすらさみしい気がするのはスキー帰りでいつものこと
バスタ新宿には20分早く、16時丁度についた。




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