2019年1月30日水曜日

蔵王 スキーひとり旅 PASAR羽生

PASAR羽生 



蔵王 ひとり旅 スキー
羽生パーキングエリア 下り線 PASAR羽生

バスタ新宿から乗った山形行のオリオンバスは、座席が10列
通常のバスよりも1列少ない、その分座席の間隔が広い。
どんな座り方をしても、膝が前席の背もたれの触ることは無い。
加えて今回は前から3列目窓側、となりも、前も空席で申し分ない。
バスの乗り心地もよくなったように感じる。

蔵王 ひとり旅 
バスは首都高から、東北道を北上する。
9時前後に最初の休憩、羽生パーキングエリアに着いた。 

羽生パーキングエリアは上り線が有名だ。
池波正太郎の小説、鬼平犯科帳をモデルに江戸の街並みを
再現した建物は、「鬼平江戸処」と名前がついている。
蔵王 ひとり旅
羽生パーキングエリア 上り線 「鬼平江戸処」
 下り線側は、現代的な建物で、「PASAR羽生」と言う。
バザールとパーキングを組み合わせた造語と思ったが、
調べると、SAとリラクゼーションの意味も含めているらしい。
デパ地下、駅ナカの高速道路版としてつくっているらしい。
羽生のほかに、幕張、三芳、守屋もPASARとして展開し
将来は20か所のSA、PAをPASARとする計画らしい。

蔵王 ひとり旅
PASAR羽生 フードコート
商業施設をコンセプトにしているだけあって、
売店、レストラン、フードコートだけではなく
スターバックス、ファミリーマート、焼き立てを売るパン屋
洋菓子のモロゾフなどもあり、フードコートに出店している店も
イオンとか、ららぽーとあたりとそう変わらない。
ちょっと前までの、立ち食いソバ屋の拡張版とは違う。

バスの中、バスタ新宿のファミリーマートで買った
コーヒーとサンドイッチで朝食をすませていたので、
何か探すと言うわけでもなく、店を見て歩いた。

上り線の羽生パーキングエリア「鬼平江戸処」には何度か行った。
しかし、下り線のここPASAR羽生には立ち寄ったことがない。
自分の車で東北道を下るとき、羽生は最初の休息場所には近すぎた。
一方、東京へ帰る時は、羽生か蓮田を最後の休息場所とすることが多い。
蔵王 ひとり旅 ミニクロワッサン
量り売りのミニクロワッサン
何かが山積みになっているパン屋の大きなケースが目に止まった。
遠目には、唐揚げかコロッケのように見えるが、近づいてみると
ミニクロワッサン(プレーン、チョコ)、小ぶりのデニッシュ、
チーズケーキ、100g150円~290円で量り売り。
見ただけで、香ばしいかおりがあたまをめぐる。
ファミリーマートのサンドイッチを朝食にしたことを後悔した。
とはいえ、座っているだけのバス旅、朝食の2度食いをする訳にもいかない。


2019年1月29日火曜日

蔵王 スキーひとり旅 出発

 新宿へ

午前五時に起きた。身支度を済ませ、
自宅近くのバス停から、最寄りの京王線の駅に向かう。
駅まで、歩いても20分ほどなのでいつもは歩く。
今日は、スキー道具一式にカメラなど12キロほどの
荷物を担いでいる。無理はせずバスに乗った。
京王線に乗り換え、新宿に午前7時頃着いた。

 バスタ新宿

山形駅行のバスは、バスタ新宿から出発する。
バスタ新宿は、新宿駅周辺に散らばっていた、高速バスの乗り場と
新宿駅南口、甲州街道付近のタクシー乗降場を集約するための施設である。
2016年に完成し、まだ新しい。
2階はJR新南口、3階はタクシーの乗降場と高速バスの降車場
4階が高速バス乗車の為のターミナルになっている。
1階はJRのホームだ。
JRで新宿に着いた場合は上下の移動でバスに乗り換えられる。
ちなみに、新南口とは古い呼び方で、
今は新南改札と甲州街道改札と言う名前になっている。

バスタ新宿
京王線で新宿に着いたので、ルミネ口を上り、バスタ新宿へと向かう。
甲州街道を渡りかけたところで、写真をとっとぃないことに気づいて
南口まで戻り、バスタ新宿をカメラに収めた。
荷物が重いと、目的地に向かって歩くことに気を取られ、
カメラを構えることがおろそかになる。

バスタ新宿3階
エスカレーターで、バスタ新宿の3階へ上がった。
3階は、新宿西口地下の四分の一程の広さで、
バスの降車場、タクシー乗降場があるロータリーを歩道が囲んでいる。
特に、店舗も無くガランとしている。

バスタ新宿 カウンター
更にエスカレーターで4階へと上がる。
4階には、チケットカウンター、と自動券売機が並び、
その上には、出発案内板、

バスタ新宿 インフォメーション
中央にはインフォメーションカウンター
コンビニ、土産物店、それに空港のようなベンチがあった。
お手洗いも2か所、女子用の更衣室、授乳室などもある。
LCCのターミナルのようだ。

バスタ新宿 乗り場
その向こうに、ほぼ正方形のロータリーとなったバス乗り場がある。

バスタ新宿 ロータリー
正方形の各辺に高速バス3台分の計12台分の乗り場があり、
バスはロータリーの外沿いのスロープで登ってきた後、時計回りに回り、
乗り場で客を乗せ、中央のスロープから 降りていく。

バスタ新宿 乗り場
山形行のオリオンバスは7時40分発、D11番乗り場、
コンビニでサンドイッチとコーヒーを買い、乗り場へ行った。
乗り場では、7時30分発のWILLER 名古屋行が発車するところだ。
オリオンバス山形行

乗り場が空くと、オリオンバス、仙台経由山形行が入ってきた。
席は、3D、3列目の右窓側、車内は6割ほどの乗車率で
となりも前の席も空席だ。


今までスキー場行のバス乗り場と言えば、
東京駅鍜治橋駐車場、池袋サンシャイン、
都庁地下駐車場、代々木公園などだった。
ただの道端の代々木公園は言うに及ばず
他のバス乗り場も、都会の片隅、ビルの物陰、
はっきり言って貧乏くさい、うらぶれ感が漂っていた。
新宿バスタは、長距離バスの発着の為作られた施設だけあって
うらぶれた感じは無い。
長距離バスが、新幹線、飛行機、と同列の旅の手段として扱われている。



2019年1月24日木曜日

蔵王 スキーひとり旅 出発前夜 

ひとり旅 旅支度

男一人の旅支度なんて簡単なもの
スキーの道具類は、もう収まった。
現金とカードを一枚、スマホ
これで完了と思ったら、替えの下着を忘れている。

財布は持って行かない。カードと現金はtileと一緒に
カメラレンズを収めるウェストポーチに入れる。
tileはスマホとBluetoothでつながっていて、
GPSの位置が記録される。紛失防止用グッズ

そう言えば

5年程前、蔵王からの帰りに財布を落とした。
財布には、現金、カード、免許証、そして
帰りの新幹線の切符も入っていた。
山形駅で路線バスを降りて気が付き、
路線バスの料金を払って残金は、800円余り
蔵王温泉のバスターミナルとか、バスの中とか
探してもらったが見つからなかった。

結局

家人に電話して、駅で料金を払ってもらい
新幹線で帰京した。

雪解けの頃

5月に山形警察署からハガキが届いた。
雪の中に埋もれていたらしい。送られてきた財布には
新幹線の切符も入っていた。

今では、スマホのアプリが銀行にもつながっている。
現金、カードを落としても、帰りの切符に困ることは無い。

今回は山形市内に滞在する。ユニクロも100円ショップもある。
忘れ物より、余計なものをかついでいかないようにしないと。

ブログの更新を出来るほどスマホは使えない。

さて ブログの更新は3日ほどお休み、
軽量、薄型のノートPCを去年から探しているが
ナカナカ決まらない 、4万円を切るものを見ては
どうせ持ち歩きようだからと買う気になるが、
となりに展示してある13万円と比較してちゅうちょする。
の繰り返し・・・・・





2019年1月23日水曜日

蔵王 スキーひとり旅 出発前前夜 

ひとり旅

スキー旅

荷造りを、始める
スキー、ストック、ブーツ、ヘルメット、ゴーグル、グラブ
アンダーグラブ、ネックウオーマー、靴下、ヒートテック上下、ウェア、カメラ
レンズ、充電器、・・・・・
書きならべると、たくさんあるが、

滑るつもりになって、頭から順番にさわってみれば思い出す。
それよりも、荷物をかついで ひとり旅。
余計なものを、もっていかないように・・・

スキー 軽量化

板はOGASAKA SS-2、
ブーツはHEAD NEXO LITE 
たぶん、今年の最軽量のはず
あわせて 9Kg弱 
去年までのATOMIC、GENの組み合わせより3.5Kgは軽い。

カメラ

一眼レフカメラが重い、250㎜レンズが重い・・・
スマホのカメラや、デジカメでは上手に撮れる自信がない
情けないが仕方がない・・・・
そうそう、一眼レフを抱えて滑るため、
チェストハーネスなるものを買った。
役にたつかしら・・・・

最強寒波?

今週末は、最強寒波と天気予報が
山形市の予報で見ると、日曜の午前にだけ
お日様マークが付いている。
どうだろね、山の天気はわからない・・
樹氷は育っていそうだね





2019年1月22日火曜日

蔵王 スキーひとり旅 雑多な心配

ひとり旅

スケジュールは決まりました。
予約も終了。
帰りの足だけは、その時次第
新幹線か、鈍行列車の乗り継ぎか
(16:30に山形駅発に乗れば、0時には東京につける・・・・)
帰りは新幹線だよねー

荷物の心配 路線バス

朝、路線バスで蔵王温泉へ行く
板を担いで、ブーツを背負い
ヘルメットを・・どうしよう・・・
カメラを、ヒェ~、ウェアをネックウオーマー
手袋、ストック・・・ゴーグル?
蔵王温泉行路線バス 始発
蔵王温泉行始発 山形駅東口

バスは始発だ、6:50 蔵王温泉行だ
着れるものは来てしまえ、
かぶれるものはかぶって行く
荷物は減らす!

荷物の心配 バスターミナル から

蔵王温泉バスターミナルからリフト、
ロープウェイの乗り場まで、
歩く・・・・しかない。
蔵王中央ロープウェイまで350メートル
蔵王ロープウェイ山麓駅まで 700メートル
上の台・・・700メートル(登り・・・)

スキーブーツをホテルから履いていくのはやめよう 。

蔵王温泉バスターミナル

バスターミナルには、更衣室とロッカーがある。
蔵王温泉のバスターミナルは、
チョッとした鉄道の駅 のようだ。
 蔵王温泉に宿をとらない今回は、
バスターミナルを拠点にする。
ただ、ブーツとシューズはゲレンデで履き替えよう。
朝一がロープウェイなら、山頂駅でブーツを履く。


ルベール蔵王に泊まっていたら

バス到着時には迎えに来てもらえる。
ルベール蔵王は中森ゲレンデに隣接
歩かずともすんだはず・・
今更ながら、・・・・・
こんな迎えの車が・・・(ルベールの送迎車ではありませんが)






2019年1月21日月曜日

蔵王 スキーひとり旅 スケジュールを組み立てる

ひとり旅

スケジュール

合理的な結論を作るのは難しい。
知識(情報)と経験と冷静な判断
時間も必要だ。結局、直観に頼ってしまう。
直観に頼れば、結果はギャンブル、外れる事ばかりではないけれど・・・
#蔵王 #SANGORO 
SANGORO 夕景

年初に仕事をしていたので、代休が取れる。
土日に休暇を加えて三日間の予定を立てる。
休暇を前につけるか、自由が利く。
宿と足(交通手段)から決めよう。

宿 蔵王温泉

まず、SANGOROの空きを確認。
すべて満室、当然、予想通り
こんなシーズン真っただ中に空きがあったら奇跡。
ルベール蔵王
続いて、蔵王温泉の宿を探す。
おひとり様で予約可能なのはルベール蔵王、
ここは岡本太郎縁の宿、
シングルの部屋がある。
日曜の夜に空きがあった。

その他はロッジもホテルも旅館も、
一人では予約ができない。

宿 山形市内

蔵王温泉はハイシーズンでも、山形市内はオフ、
空室はすぐに見つかった。
一番安いのはアルファーワン山形、
一泊3800円で金土日全て空室がある。

今回の目的の一つは、山形市内の写真を撮ること、
アルファーワンは市の中心、十日町にある。
一日目の宿には、ちょうどいい。
二日目は、ルベール蔵王がいいかなぁ

足 交通手段


ひとり旅、往復800キロ、自分で車を運転する気はない。

JR

東京⇒山形駅 乗車券5940円 新幹線特急券4300円、
所要時間は2時間30分前後、朝出れば昼前には余裕で到着。

今回、初日は滑らない、山形市内の写真を撮るつもり。
なので、15時前後に着けば十分だと思う。

普通列車でいけないものか、Webを検索、
新宿7:44発の埼京線に乗れば、14:25に山形駅に着く
(普通列車を乗り換え6回)。
いっそ18切符を使えないかと調べたが、残念ながら使用可能時期ではなかった。

高速バス


東京から蔵王温泉に直行するバスは、オリオンバスの夜行が一日一便、
山形駅行なら、昼行も夜行も数便ある。
新宿バスタ7:40発のオリオンバス,山形駅西口到着は15:20着
金曜日ならセールで2500円、激安だ。
バスも昼行なら辛くない。乗り換えの手間もない。

オリオンバスなら助かる、
近年高速バスの荷物制限が厳しくなった、
スキー、スノボをトランクに預かってくれるのは、
WILLERとオリオンバスだけになりつつある。

金曜の激安バスだとアルファーワン連泊

金曜の激安バスを使うと、
土曜日に空きがないルベール蔵王には泊まれない。
二泊ともアルファーワン山形。
路線バスで蔵王温泉に毎朝(2日間)、通勤?
蔵王温泉行の路線バス
蔵王温泉行路線バス

リスペクト TO 河童?

ルベール蔵王のオーナーが日々書いているブログ
「蔵王温泉スキー場河童のスキー」
今読めるだけでも、最古は2006年11月
ほとんど毎日書かれている。

雪が遅い年には、過去の様子を知りたくて、
何年分もページをめくらせて頂く。

貴重な蔵王の情報源。
特にご挨拶しようなどという気はないが、
ルベール蔵王には泊まりたかった。

こうなりました

結局スケジュール概略は以下の通りとなった。
総費用は約25000円(リフト、食事含まず)
  7:40 新宿バスタ オリオンバス 山形駅行
15:20   山形駅 西口
    山形市内散策、撮影
    アルファーワン山形宿泊
  6:50  山形駅東口 蔵王温泉行バス 路線バス
  7:35  蔵王温泉駅(路線バス駅)
  8:15  ロープウェイ始発
17:00  山形市内へ 路線バス
    アルファーワン山形宿泊
  6:50  山形駅東口 蔵王温泉行バス 路線バス
  7:35  蔵王温泉駅(路線バス駅)
  8:15  ロープウェイ始発
15:20  山形市内へ 路線バス
     帰京 (新幹線)
 

2019年1月20日日曜日

蔵王 スキーひとり旅 蔵王と山形市

ひとり旅

もう一つの今回の目的は、スキー場、温泉街 以外の写真。

山形市内、居酒屋、バス、その他諸々を撮りたい。

蔵王に初めて行ったのは、40年近く前になる。
それからバブルがあり、スキーブームがあり、スノボが始まり、
そしてウインタースポーツが下火になった。
多くのゲレンデが閉鎖した。
自分も、30前後から50近くなるまでスキーを履くことはなかった。
よくぞ蔵王が残っていてくれたと想う。
樹氷 樹氷原
蔵王 樹氷原
樹氷があり、温泉がある自然の恵みのおかげ、
多くの人の努力もあるだろう。
感謝を忘れずに訪れたい、と心から思う。

今、最も恐れるのは、
蔵王を訪れる人が減って行くこと
客が減れば、設備が縮小、宿も廃業を余儀なくされる。

知りうる限りでも、無くなった施設は五指に余る。
ドッコ沼のほとりにあった蔵王国際高原ホテル、
パラダイス、コタン、菖蒲沼に囲まれた樹氷原の家スターライトホテル、
上の台には廃墟となった蔵王ロイヤルホテルがある。
 
在りし日のスターライトホテル
蔵王へ行く人が増えて欲しい

今、蔵王へ行くと外国人が目立つ、
山頂へ向かうフニテルの中、
殆どが外国人であることも珍しくない。
外国人が多いのは、蔵王に限ったことではない、
白馬にも、ニセコにも、
蔵王よりさらに多く外国人がいる。
そして、滞在している。
悪いことではない、
むしろもっと増えて欲しい。
外国人の観光客、スキー客の良い点は、
日本の休日に偏よらず、長期滞在が多いこと。

ニセコでも白馬でも多くの施設がそれに救われている。
蔵王の宿の予約状況も、
休日、週末は殆ど満室、
しかし平日には空きが目立つ。
その平日に外国人客が増え、
長めに滞在し、SNSで蔵王を発信してくれれば
もっと多くの外国人が訪れる。
そして施設がさらに充実すれば
日本人も増える。
蔵王には、今の10倍にも対応できる十分なキャパシティがある。

今の蔵王温泉に長めの滞在は難しい、
三日続けて、和食の会席料理なら、
日本人でも躊躇する。
旅館、ホテルの夕食を断っても、
夕食に行ける飲食店は少ない。
 コンビニも1軒。
白馬村にも、ニセコにもB&Bのホテルや
スキーヤーズベッドのゲストハウスがある。
八方下
白馬村

白馬村八方インフォメーションセンターには
外国語対応スタッフが常駐し、
数か国の通貨対応の両替機

外国人むけの飲食店も多い。

インバウンド向けホテル
白馬村 インバウンド向けホテル
蔵王温泉を何とかしようなんてね、
大声を上げるつもりはない。
視点を変えて考えた。
山形市には十分な施設がある、ビジネスホテルも銀行も飲食店も、
新幹線だってあるし空港も近い。

蔵王温泉は山形市内

蔵王温泉スキー場まで路線バスで45分。蔵王温泉スキー場と山形市がセットなら
白馬、ニセコを超えるリゾートエリアになる。
ひたすら、樹氷、霧氷、ゲレンデの写真を撮ってきたけれど、
今回はゲレンデにいる時間を少し町に振り替えてみよう。

2019年1月19日土曜日

蔵王 スキーひとり旅 "何が目的”

ひとり旅 スキー旅

スキーをする為の旅。
でも滑るだけなら蔵王まで行く必要はない。
近いスキー場はたくさんある。

多様なゲレンデ、蔵王の自然、樹氷、食、旅の楽しみ、
色々あるが、今回の主目的は、写真。

冬の蔵王
樹氷、霧氷が美しい季節の晴天は少ない。
もう何年も、多い時には10日近く
蔵王に行っている。
晴天に恵まれた回数は片手で数えられる。

樹氷

たとえ快晴に恵まれても、樹氷の出来ぐあいは別、
手元の写真は一昨年、真っ青な空から滑り下るザンゲ坂
ザンゲ坂
その場で振り返り、
樹氷原コースを撮った。
遠望するは月山、鳥海山
ザンゲ坂 樹氷原 月山 鳥海山
快心の、と言いたい。
が、樹氷の出来としては7割。
是非にもこれを超える写真が欲しい。
年初の蔵王に、天気予報を重ねれば、来週末は樹氷もいい出来に!!
なる筈

でも当日の天気だけはわからない。
予報が晴れでもガスはかかる。
山形市内が雪でも、山頂は雲海の上だったり、

蔵王の住人殿に尋ねても 山の天気はわからないと言われる。
上の写真の日も、2時間後には真っ白なガス、
雪も降りだした。
ただわかるのは、晴れるの朝。
それから
まともな樹氷がある季節に一日快晴だったことは無い。

朝の青空に、ロープウェイ駅に走り、
山頂に着いたら吹雪だった・・・こともある。




2019年1月18日金曜日

暖冬? スキーは 蔵王は

白馬の状況(暖冬?雪はあるか?)

暖冬傾向!地球温暖化! このところ毎年聞いているような気がする。
聞くたびに、頭をよぎるのは、11月の軽井沢プリンスホテルスキー場の
幅10メートルしかない人工雪のゲレンデの景色だ。
いずれ、白銀の世界は消え失せて、落ち葉の中に一反木綿を引いたようなゲレンデしか無くなってしまうのだろうか。
幸い今シーズンは、年末が近づくにつれ、そこそこ雪は降り、各地のスキー場も極端な雪不足は無さそうで、胸をなでおろした。
白馬の爺ヶ岳スキー場も無事にOPENしている。
爺ヶ岳スキー場は白馬に連なるスキー場の南端、鹿島槍スキー場の更に南の麓にあり、
雪が少ない年はOPENしないこともある。鹿島槍スキー場に行くときには、その前を必ず通るが、初心者向けの1枚バーンのゲレンデなので滑ったことはない。
爺ヶ岳が滑れれば、他の白馬のスキー場は、ほぼ問題なく滑れる。
鹿島槍スキー場から青木湖を望む
鹿島槍スキー場から青木湖を望む、対岸のゲレンデは簗場スキー場(閉鎖)

蔵王の状況

年明けに行った蔵王では、樹氷が育ち始めていた。
ロープウェイ山頂線の下には、真っ白なクリスマスツリーが林立していたが、樹氷としての出来具合は六割程だろう。
樹氷として完成?すれば、樹形もわからなくなる。白い怪物となり、群れを成して北風に向かって咆哮する。
学生時代にスキーを覚え、結婚してスキーから遠のくまで毎年蔵王に行っていた。
学生の頃は、冬休みからアルバイトに精を出し、学年末試験が終わるとそそくさと蔵王に籠る、社会人になってからは、1月、2月の祝日を惜しむように夜行列車に乗っていた。
定宿は、蔵王観光ホテルだった。蔵王観光ホテルには、スキーヤーズルームがあり、1泊2食4000円弱だったと記憶している。20畳程の大部屋に2段ベッドが並べられ、中央に大型の石油ストーブ、その回りにパイプ椅子が数脚おかれていた。個人のスペースはベッドの上のみ、ストーブの回りがリビングスペースと言えなくもないが、洗濯ひもが張られてタオルやら、スキーウェアが干されていて風情がありすぎだった。
その頃の蔵王は、温泉街でも毎年2m以上の積雪があり、4mになることも珍しくなかった。
12月初めから地藏山は雲に包まれ、強風、吹雪が荒れ狂う中で樹氷は育っていた。
1月、試験明けを待ちかねて蔵王に来た私を迎えてくれるのは、まず、樹氷橋付近の積雪。
ガードレールの高さをはるかに超えた雪を見て、胸が高鳴った。次に、スキーヤーズルームの障子(ドアではなかった)を開ける時、必ず注がれる数人の目。雪焼けで黒くなった顔が、どてら(綿入れ半纏)をはおってストーブの回りに牢名主のように陣取っている。
「よろしく」と一言掛けて、自分のベッドを見つけ、身支度を整える。部屋を出るときに、コソっと言われた一言が聞こえる。「こんな天気に、よく行くね」「初日だから」・・・
蔵王国際ホテルは、上の台ゲレンデの下だった。スカイケーブルで中央高原まで登り、見返りペアリフト、中央ゲレンデを滑り降り、中央第二ペアリフトを登る

2019年 年初の蔵王 #樹氷 #蔵王

12月、1月の山形蔵王に、快晴の日は少ない。例年ガス(雲)と吹雪の日が続く。
この時期に、快晴の空を背景に樹氷の写真を撮れたなら、それこそ僥倖、日ごろの行いの賜物だ。
もっとも、この時期のガスと吹雪が無ければ、樹氷は育たない。ガス(雲)の水滴が風で吹き付けられ、あおもりトドマツヒュッテて、樹氷は育つ。樹氷は風上に向けて育ってゆく。
蔵王ロープウェイ山頂駅に鎮座する地蔵様の顔も樹氷の部品の海老の尻尾でおおわれる。
地蔵様の膝が雪で隠れれば、最近の平年並み。蔵王温泉スキー場の殆どのゲレンデが滑走可能となる。
以前は地蔵様ごとスッポリと雪に埋まり、頭を掘り出して参拝することも多かった。

地蔵山頂 #蔵王 #地蔵
2019年 年初蔵王地蔵様

2019年1月17日木曜日

スキー ひとり旅って

ひとり旅

旅行は好きだ、
大人数で行くのも、気の合う友人とか、家族旅行も良い。
ひとり旅も悪くは無い。が 特に好きな訳では無い。
迂闊に一人で温泉旅行になど行けば、自分を見つめすぎて気が滅入りそうだ。

しかしスキーとなると、話が変わる。まず、同行者を探すのも大変だ。
妻には、結婚後(大分たってから)教えこんだが、レベルは今一、やる気は今二
いいホテルと温泉を用意しないと一緒には行かない。
娘は、小学生から教え込んだ甲斐があって、スキーもスノボもスイスイと
滑るが、高校生にもなれば、親父に付き合うのは年に一度がいいところ。
家族と一緒は気楽で楽しいが、費用も3倍かかる。

友人、知人を誘うにしても、昔と違い、スキーを趣味とする人は多くない。
隣にいる人間に「週末、スキーに行かない?」と言えたのは、遥か遠い昔だ。

シニアを標的にした、スキーツアーもちらほらあるが、飛んでもなく高かったり、
マニアックな人が居そうで(他人様のことは言えない)気乗りがしない。

そんなこんなを考えて逡巡していたら、アッと言う間に梅がほころび、雪なんざ
溶けてしまう。
何しろ、地球温暖化、スキーに最適な期間など、ほんの2か月。
初心に帰り、エイや!と道具を担いでいざ ひとり旅へ。
モルゲンロート
鹿島槍ヶ岳、早朝のモルゲンロート 鹿島槍ゲレンデより