2019年1月20日日曜日

蔵王 スキーひとり旅 蔵王と山形市

ひとり旅

もう一つの今回の目的は、スキー場、温泉街 以外の写真。

山形市内、居酒屋、バス、その他諸々を撮りたい。

蔵王に初めて行ったのは、40年近く前になる。
それからバブルがあり、スキーブームがあり、スノボが始まり、
そしてウインタースポーツが下火になった。
多くのゲレンデが閉鎖した。
自分も、30前後から50近くなるまでスキーを履くことはなかった。
よくぞ蔵王が残っていてくれたと想う。
樹氷 樹氷原
蔵王 樹氷原
樹氷があり、温泉がある自然の恵みのおかげ、
多くの人の努力もあるだろう。
感謝を忘れずに訪れたい、と心から思う。

今、最も恐れるのは、
蔵王を訪れる人が減って行くこと
客が減れば、設備が縮小、宿も廃業を余儀なくされる。

知りうる限りでも、無くなった施設は五指に余る。
ドッコ沼のほとりにあった蔵王国際高原ホテル、
パラダイス、コタン、菖蒲沼に囲まれた樹氷原の家スターライトホテル、
上の台には廃墟となった蔵王ロイヤルホテルがある。
 
在りし日のスターライトホテル
蔵王へ行く人が増えて欲しい

今、蔵王へ行くと外国人が目立つ、
山頂へ向かうフニテルの中、
殆どが外国人であることも珍しくない。
外国人が多いのは、蔵王に限ったことではない、
白馬にも、ニセコにも、
蔵王よりさらに多く外国人がいる。
そして、滞在している。
悪いことではない、
むしろもっと増えて欲しい。
外国人の観光客、スキー客の良い点は、
日本の休日に偏よらず、長期滞在が多いこと。

ニセコでも白馬でも多くの施設がそれに救われている。
蔵王の宿の予約状況も、
休日、週末は殆ど満室、
しかし平日には空きが目立つ。
その平日に外国人客が増え、
長めに滞在し、SNSで蔵王を発信してくれれば
もっと多くの外国人が訪れる。
そして施設がさらに充実すれば
日本人も増える。
蔵王には、今の10倍にも対応できる十分なキャパシティがある。

今の蔵王温泉に長めの滞在は難しい、
三日続けて、和食の会席料理なら、
日本人でも躊躇する。
旅館、ホテルの夕食を断っても、
夕食に行ける飲食店は少ない。
 コンビニも1軒。
白馬村にも、ニセコにもB&Bのホテルや
スキーヤーズベッドのゲストハウスがある。
八方下
白馬村

白馬村八方インフォメーションセンターには
外国語対応スタッフが常駐し、
数か国の通貨対応の両替機

外国人むけの飲食店も多い。

インバウンド向けホテル
白馬村 インバウンド向けホテル
蔵王温泉を何とかしようなんてね、
大声を上げるつもりはない。
視点を変えて考えた。
山形市には十分な施設がある、ビジネスホテルも銀行も飲食店も、
新幹線だってあるし空港も近い。

蔵王温泉は山形市内

蔵王温泉スキー場まで路線バスで45分。蔵王温泉スキー場と山形市がセットなら
白馬、ニセコを超えるリゾートエリアになる。
ひたすら、樹氷、霧氷、ゲレンデの写真を撮ってきたけれど、
今回はゲレンデにいる時間を少し町に振り替えてみよう。

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